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「なぜ再発する?再根管治療・感染根管治療のリアル|成功率・費用・抜歯回避の最前線」

なぜ再発する?再根管治療・感染根管治療のリアル|成功率・費用・抜歯回避の最前線

「過去に神経を取った歯がまた痛む…」「根の治療を受けたはずなのに腫れてきた」──それは「再根管治療」や「感染根管治療」が必要なサインかもしれません。

本記事では、再発の原因・根の病気の見極め方・治療手順・費用・抜歯との違いを解説し、やまじ歯科医院での実症例や患者の声もあわせてご紹介します。

なぜ再発する?感染根管の原因と見逃しがちなサイン

「神経を抜いた歯はもう痛まない」と思っていませんか?
実は、神経を取った歯でも、内部に細菌が残っていると再び炎症が起きることがあります。

これが「感染根管(かんせんこんかん)」です。根管治療のやり直し=再根管治療が必要になる主な原因は以下の通りです:

  • 過去の治療で細菌が取り切れていなかった
  • 根管の構造が複雑で、一部未処理のまま封鎖された
  • 被せ物と歯の隙間から再感染した
  • 治療後のフィステル(膿の出口)が治らない

放置すると歯根の先端に膿がたまり、歯ぐきが腫れる・違和感が続く・嚢胞化することもあり、早期対応が大切です。

CT診断で何がわかる?再根管治療の判断基準

やまじ歯科医院では、必要に応じて歯科用CTを用いた精密診断を行い、再治療が必要かどうかを見極めます。

  • 根の中に再感染の影あり
  • 前回治療で一部未処理の根管がある
  • 根の先に嚢胞や影がある
  • 症状はあるが、一般のレントゲンでは原因が見つからない

こうした所見がある場合、再根管治療によって歯を残せる可能性があります。逆に、根管が破損していたり根尖病変が広がっていた場合は、抜歯や外科的歯内療法(歯根端切除術など)の検討が必要です。

【実例紹介】抜歯せず残せたケースと再治療に成功した口コミ

やまじ歯科医院では、再根管治療によって「抜歯を回避できた」ケースも多数あります。以下に一例をご紹介します。

「他院で抜歯を勧められましたが、やまじ歯科さんでCTを撮ってもらったところ、再根管治療で対応できるとのこと。結果的に歯を残すことができました!」
(40代女性/香芝市)

「2年前に治療した歯が痛くなり、再発かと不安でしたが、丁寧な説明と再根管治療のおかげで腫れも引きました。麻酔もほとんど痛くなかったです。」
(30代男性/五位堂)

このように、CTやマイクロスコープを活用し、再発の原因を正確に診断したうえで最適な再治療を行うことで、歯を残せる可能性が高まります。

再根管治療・感染根管治療の流れと回数・費用・保険適用の考え方

再根管治療は、過去に行った根の治療が不十分だった場合に、再度歯の内部(根管)を清掃・消毒・再充填する処置です。
ここでは、再治療の実際の流れ・回数・費用について解説します。

1. 治療の流れ

  1. 被せ物・土台の除去(※被せ物が外せない場合は削合が必要)
  2. 根管内の古い詰め物(ガッタパーチャなど)を除去
  3. 感染部分を除去し、根管を清掃・消毒
  4. 薬剤を根管内に入れ、数回に分けて消毒・貼薬
  5. 症状が改善したら再充填し、土台・クラウン装着

治療期間は平均2〜4回
根の形状や感染の深さによって、回数は最大5〜6回かかることもあります。

2. 費用と保険適用の範囲

再根管治療は保険適用が可能

治療内容保険適用時(3割負担)備考
前歯の再根管治療約3,000〜4,000円通院2〜3回が目安
小臼歯の再根管治療約4,000〜5,000円通院3〜4回
大臼歯の再根管治療約6,000〜8,000円通院4〜6回、複雑な形状
土台・被せ物の再製別途5,000〜10,000円程度症例により異なる

ただし、CT撮影(保険対応)やMTAセメント・マイクロスコープ使用(保険外の場合あり)により、自費部分が追加になることもあります。

3. 成功率と限界|再々根管や抜歯との判断基準

再根管治療の成功率はおおよそ70〜85%とされています。
ただし、再々根管治療(3回目のやり直し)になると成功率は大きく下がり、抜歯や歯根端切除術の検討が必要になります。

  • 再根管治療:成功率70〜85%
  • 再々根管治療:成功率50%以下(症例による)
  • 外科的歯内療法(歯根端切除術など):70〜90%
  • インプラント:95%以上(ただし自由診療)

「歯を残す」ことを最優先としつつ、残すリスク vs 抜くリスクを比較しながら、CTやマイクロスコープを活用した診断が重要です。

よくある質問|再根管治療・感染根管治療Q&A

Q. 神経を取った歯なのに痛みが出るのはなぜ?

A. 内部に細菌が残っているか、根の先に炎症や膿が生じている可能性があります。

Q. 何回くらい治療が必要ですか?

A. 症状の強さや歯の根の形によりますが、通常2〜4回程度の通院が必要です。

Q. 自費と保険でどう違う?

A. 保険適用内でも対応可能ですが、マイクロスコープやMTAセメントなどを使ったより精密な治療は自費になることがあります。

抜歯・インプラントと比較|再根管治療を選ぶべき人とは?

「再根管治療をすべきか?いっそ抜歯してインプラントにするか?」と悩む方も多いと思います。
以下は、それぞれの選択肢の特徴を比較した一覧です。

選択肢歯を残せるか費用成功率メリットデメリット
再根管治療保険3,000〜8,000円+補綴費約70〜85%保険適用/歯が残る再発の可能性がある
歯根端切除術〇(条件付き)保険+追加で1〜3万円約70〜90%再根管が難しい場合に有効外科手術が必要
抜歯+インプラント約30〜50万円(自費)約95%再発の心配が少ない自由診療/侵襲が大きい

当院では、可能な限り「歯を残す」治療を優先し、再根管が難しい場合のみ外科的歯内療法や抜歯の提案をしています。

やまじ歯科医院のE-E-A-T対応|再根管治療の症例と口コミ紹介

やまじ歯科医院では、再根管治療の成功例が多数あり、CT診断・MTAセメント・拡大鏡を駆使して高精度な治療を行っています。

「マイクロスコープを使った精密な治療で、痛みもなく安心できました。以前の歯科で治らなかったのに、やまじ先生にお願いしてよかったです。」
(50代女性/香芝市)

「説明がとにかく丁寧。CTを見ながら『ここに膿がある』と教えてくれて納得。再根管で残せたのが何より嬉しい。」
(40代男性/北葛城郡)

「前に抜歯しかないと言われた歯が、やまじ歯科で再治療できました!麻酔もほぼ痛くなかったです。」
(30代女性/五位堂)

これらの声は、単なる口コミにとどまらず、当院の再根管治療が患者さまに安心を届けている証です。

まとめ|歯を残したいなら、再根管治療という選択肢を

再根管治療は、「治療したはずなのに再発した」歯をもう一度救うための方法です。
CT・マイクロスコープ・MTAセメントなどの活用により、成功率も向上し、抜歯せずに済む可能性が高まります。

香芝市・北葛城郡で「歯を残したい」「説明のしっかりした歯医者を探している」という方は、やまじ歯科医院にぜひ一度ご相談ください。

執筆者情報|やまじ歯科医院 院長 小川 貴之
日本歯周病学会所属。香芝市で「なるべく歯を残す治療」「見える説明」にこだわり、拡大鏡治療やCT診断、再根管治療などの実績多数。地域に根ざした歯科医療を実践中。